受講学校や組織等時間割検討中担当:大森陸雄

平成19年6月16日(土曜日)PM19時〜「大瀬の米蔵」
「インターネットは生命線」と題し大瀬自治会が上杉先生の遠隔講義を体験した。

  本日の遠隔講義の現場は、ブロードバンドの引かれていない愛媛県内子町の大瀬地区です。米蔵を改造した会場
で回線スピードの遅い環境の中、松山大学とインターネットで動画と音声を双方向に結んで講義を体験しました。

ISDNでの動画双方向ストリーミングに挑戦と言う事で、ISDNを2回線用意(1回線は友人宅より無線)
 連日黒田さんとテスト実験を重ねました。15日前日の午後集中的にテストした結果、下記の設定と回線構築
となりました。16日の結果は総合的に大成功でISDN遠隔であれほどリアルな動画コミュニケーション会話が
出来るとは思いませんでした。

 質疑応答に入れば講義中に比べて画質がさほど気にならない事も分かりました。
(話のほうに気持ちが行くからでしょうか)
 本日は質疑応答などスムースに行った事もあったのでしょう、話しにも熱が入り体験勉強会は2時間に及びました。
最後にゲストで国立情報学研究所の「岡田仁志」先生が質疑応答に出て頂き、電子マネーで愛媛松山は先進である事
等ICTでの関係の深いお答えも頂き感動しました。



●体験後は会場で約30分間今後のブロードバンド化への展望を話し合った。
 「講義のお話がすごく分かりやすかった」と皆さんが表情されていました。
 とにかくブロードバンドが無いと仕事にならにならない人も出て来た、最近大瀬の分譲地で
ブロードバンドが無いと買うのをあきらめた家族もあった。息子が帰ってきてもブロードバンドが無いのでは
なにも出来ないと早々と都会へ帰っていってしまった、と言う話が聞かれ始めてきました。

●今夜の勉強会では新たな防災構築として、地域が孤立したときにインターネット網が地域ネットのみ
になる、そうしたときにサーバーの役割を持ったものがあって内部連携が取れると言った構築も出来る
のではないかと話あった。みなさん初めての体験です。これから試行錯誤しながら歴史を重ね、将来良い道具
として使われる様に願いながら終了しました。


今回HELIXストリーミングサーバーも体験させて頂いております
■(ISDN1)HELIXストリーミングは1ファイル設定です。(別ファイルでも試みました)
【研究室から動画と音声をストリーミング】
オーデオ:16Kbps、16KHzmonoCBRの設定
ビデオ:ビデオサイズ>320×240
キーフレームレート>16fps ; キーフレームの間隔20秒
ビデオビットレート:40K
バッファサイズ:1秒
ビデオの滑らかさ:70(より鮮明)
デコーダーの複雑さ:自動
□合計:62Kbps(62000 bps)
□ビデオビットレート:40Kbps ; オーディオビットレート:16Kbps

□スクリプトビットレート:空白   オーバーヘッド:6Kbps
■(ISDN2)Skypeを使って質疑応答に使用
黒田氏の技術協力に感謝します。
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